立ち向かう恐怖

部屋に来た両親。

 

母の手には手紙。

 

手紙の差し出し主は、ずっと一緒にいたA子ちゃん。

そして切手がない。

わざわざ家まで来て届けてくれた。

 

母【こんなに想ってくれる友達がいるのに行かないの?】

父【おまえはいじめられてるのか?】

私【虐められていない】

 

父【なら何で行かないんだ?】

私【皆の目線が怖い】

父【お前はそんなに注目を浴びてるのか?アイドルか?】

私【違う】

父【高校あと少しで卒業できる。頑張れ。退学すると後悔すると思う】

 

こんな会話をして私は大声を上げてわんわん泣きました。

 

なんで行きたくなくなったんだろ?

 

そうか、色んな人の相談事を聞いたり

愚痴聞いたり、女の僻みや妬み、嫉み。

そんな物に疲れてしまったんたと思った。

 

 

よし、

行くしかないか。

 

 

ずっと無視してた友達に【学校行くよ】と告げる。

 

そして投稿日。

吐き気しながら父の運転する車に乗り

学校着いてもなかなか降りられない私の背中を

1発バシッと叩き!【行ってこい!お前なら行ける!】と言われ

震えながら歩いた。

 

学校は父の出社時間に合わせて行くため

登校時間はとても早い。

 

教室には2名クラスメイトがいて

心配して駆け寄ってきてくれた。

 

続々登校してくるクラスメイト

【大丈夫だった?】【痩せたね】とか色々言われた。

 

メールをずっとくれてたメンバーも登校して

【待ってたよ】って言ってくれる。

ずっと無視してたのに。。ごめんなさい。、という気持ちが溢れる。

 

A子ちゃんが来た。

抱きついてきて【バカ!】と言われて泣いてしまう。

 

こんなに友達がいたのか、、と思った。

 

ありがたいと思った。

 

心から感謝をした。

 

また頑張ろうと決めた。