人生初の病み期

【高校を辞めたい】

 

両親にそう告げ部屋にひきこもった。

 

両親はいきなり話をされて、ポカーンという感じだった。

 

3週間ぐらい学校をなんらかの理由で休んだ。

朝起きると直ぐにトイレに駆け込んだ。

【行きたくない!】という気持ちが強くて

吐き気が止まらない。

 

でも母は心に問題があるとかではなく

【心の弱さ】【忍耐力のなさ】だと思っていた。

半分はそうかもしれない。

でも心はおかしくなっていく。

この頃からよく【胃腸炎】にかかる。

 

3週間休んでる間

友達からはメールが届く(この頃はまだLINEがない)

私と常に一緒にいた友達A子ちゃんは、急に1人になり病んでしまった。

 

でもなぜだか、【いや、知らんがな】っていう想いで

心は荒んでいった。

 

友達の1人B子ちゃんは『今日の日記』として私に長文のメールをくれた。

C子ちゃんは『私がいないと楽しくない』とメールをくれる。

D子ちゃんは『大丈夫か?』とメールをくれる。

 

でも私は心を閉ざしまくった。

うるさいなぁ。と思っていたし

着信音も消していた。

 

そのまま夏休みに入る。

 

私はこの年の1月1日から毎日風景写真を撮り始めていて

引きこもってる時は部屋から写真を撮っていた。

【夕日専門】で。

 

写真を撮っている時は、何もかも忘れることができていた。

 

もうすぐ夏休みが終わる、そんな時に両親が部屋に来る。