雑貨屋さん 〜メンバー紹介〜

私が就職した雑貨屋さんは

雑貨はもちろん、洋服や、帽子、スカーフなどを販売しており

傘やバックや靴、冬になるとマフラー、手袋などを取り扱っていました。

とても可愛くて、飽きなくて、素敵な場所でした。

 

もちろん覚えることは山ほどあり

部門ごとに担当を決めて必死に覚えていました。

 

この雑貨屋さんはオープニングスタッフを募集しており

全てが1からのスタート。

一緒に入社したメンバーは3人。

 

1人は年下の綺麗で可愛い女の子。

もう1人は私との同じ歳の女の子。

 

年下の子は場違いなほどのファッションで勤務していた。

この店がナチュラルテイストだとしたら思いっきり

ギャルでヒラヒラスカートなファッションばかり。

お店がある場所は街の中心からは外れていたので

お客様も年配の方が多かった気がする。

だから余計に浮いていた。

声出しもパルコとかに居そうな店員さんの声だ。

 

でも愛嬌があり、ニコニコしていて可愛かった。

 

おばあちゃんに明るいピンクのニットワンピースを

おすすめしてる時は、ドキドキしたけど。。。(笑)

 

この子は凄く変わっていた。

バックルームでダンスの練習したり

閉店間際の店内のフィッティングルームで

自分の写真撮ったり、なんか変な子だった。

 

多分3ヶ月ぐらいで退職した。

 

 

もう1人の同じ歳の子は

年下の子に比べて

サバサバしていた。

接客はとてもいいし、笑顔は可愛いし

とにかく笑い声が私は好きだった。

 

しかし、この子も二日酔いで出勤するし

めっちゃくちゃダルそうに仕事するし

少しずつ苦手になってしまった。

 

でも年が同じということもあってかなり仲良くなった。

 

ただ、年下の子とこの子は仲良くなれなかった。

 

その間に挟まれてとても辛かった。

 

そして、私はと言うと

緊張しすぎてテンパるし

何を言いたいか伝えることも出来ないし

レジ打ちも初めてだったのでミスばかり。

商品名も覚えられないし、何がどこにあるかわからない。

お客さんの言ってることがわからない(笑)

ただ、接客はした事があったので慣れてくると

お客さんと話をできるまでには成長出来た。

救われたのは他のメンバーが優秀だった。

 

年下の子は愛嬌とルックスで接客を助けてくれて

同じ歳の子はレジ打ちで助けてくれた。

注意もしてくれた。

 

本当に感謝だ。

 

しかし、同じ歳の子も二日酔いで出勤することが増えたり

ダルそうに仕事をしてしまうこと

体調を崩しやすくなったことで退職した。

 

あれ?

いつの間にか私のみになった。笑